2009年03月31日

【LotRoで音楽abc】abc譜(156)「The Glendaruel Highlanders」

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きょうのabc譜はスコットランドのマーチ「The Glendaruel Highlanders」。

TV 映像はこちら
2005年の Alma Massed Bands Festival におけるバグパイプのマーチング・バンド。すごい人数がいます。Bonnie Dundee と Glendaruel Highlandersのメドレー。

やはりバグパイプがほしいところなんでデュエットはバグパイプを入れてみましたが、メロディをしっかり出したいときはクラリネットのほうがいいかもです(^_^)。

ソロとデュエットを用意しました。ソロはクラリネットまたはリュートがお勧め。
デュエットはバグパイプまたはクラリネットとリュートでどうそ。続きを読む
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2009年03月30日

【指輪物語豆知識(202)】二つの王家

モルゴスとその手下たちは太陽の光を恐れ、アングバンドにひきこもり、大量の黒煙と雲を送り出して、太陽の光をさえぎろうとしました。そのために警戒する者もいないドル・ダイダロスをフィンゴンはさとられずに歩き回ることができました。さらにアングバンドから送り出される黒煙と雲がどんどん深くなり、見通しも大変に悪かったのです。

フィンゴンは従兄弟であり親友のマイズロスを探し求めて、やがてサンゴロドリムの山の肩まで高くよじ登り、荒涼たる土地を絶望して眺めました。マイズロスが幽閉されているであろうモルゴスの砦の中まで抜けられるような道も裂け目も見出せなかったからです。
そこでフィンゴンは地の下で身をすくませているオーク共をものともせずに、やおら竪琴を取り出すと、昔、まだフィンウェの息子たちの間に争いが生じる前にノルドール族の作ったヴァリノールの歌を歌いました。かれの歌声は、それまで恐怖と苦痛の叫びのほかはどのような声も届いたことのない陰気な谷間に響き渡りました。

すると、遥か頭上から消え入るような声でかれの歌に応じる歌声が聞こえたのです。身をさいなむ苦痛のさなかに歌ったのはマイズロスでした。それを見てフィンゴンは血のつながる者が吊るされている絶壁の下までよじ登っていきましたが、それ以上はどうしても進めませんでした。
かれはモルゴスの残酷な仕掛けを見て泣き、マイズロスは望みの切れた苦しみに悶え、フィンゴンにその矢で射殺してくれるように頼みました。
フィンゴンはもはやこれ以上なすすべのないのをさとり。矢をつがえて弓を引き、そして長上王マンウェに呼びかけていいました。
「おお、空飛ぶすべての鳥を愛したもう王よ、今は羽根あるこの矢の行方を守り、難渋せるノルドール族にいくばくかの憐れみを垂れ給え!」続きを読む
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2009年03月29日

【LotRoで音楽abc】abc譜(155) Elgar「威風堂々 第1番」

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きょうのabc譜は、エルガーの「威風堂々 第1番」。

TV 映像はこちら
ポツダム音楽祭でのScott Lawton指揮 Deutsches Filmorchester Babelsbergの演奏。野外で花火あげたりかなり派手です(笑)。歌も入っています。

サー・エドワード・ウィリアム・エルガー(Sir Edward William Elgar、1857年 - 1934年)は近代イギリスの作曲家で指揮者としても活躍した人です。エルガーは経済的事情から音楽教育が受けられずに、すべて独学によって作曲法を会得した努力の人でもあります。

1901年作曲の行進曲「威風堂々」(Pomp and Circumstance)第1番の中間部の旋律は英国王エドワード7世に気に入られ、国王のために書かれた「戴冠式頌歌」(1902年)では歌詞をつけて用いられました。その後この歌詞と旋律は「希望と栄光の国」の名前で愛唱され、英国の第二の国歌といわれています。
この「希望と栄光の国」の部分はキューブリックの映画『時計じかけのオレンジ』にも使われて有名になりましたし、耳にしたことがあるんではないでしょうか。

なお行進曲「威風堂々」は1番と4番が有名ですが6番まであります。ただし6番は未完成に終わっています。


きょうはデュエットのみです。編制が大きくてソロは無理でした(笑)。
デュエットはクラリネットと角笛(Sax)でどうそ。続きを読む
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2009年03月28日

【LotRoで音楽abc】abc譜(154)「シェナンドー」

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きょうのabc譜はアメリカのTraditional「シェナンドー」。

「シェナンドー(Shenandoah)」は、19世紀始め頃から歌われるアメリカのTraditionalです。ヴァージニア州周辺で川を行き来する貿易船の舟歌として歌われていました。

TV 映像はこちら
ジャズピアニストのキース・ジャレットによる素晴らしい演奏。

この曲の歌詞にはさまざまなバリエーションがあり、それはシェナンドー河のことを歌ったものであったり、ネイティブアメリカン(インディアン)の酋長の娘に恋をした貿易商が片思いのまま去っていくストーリー(または娘を奪っていく)などがよく見られます。

河のほうはヴァージニア州西部、ウィンチェスターからスタウントンにかかる地域のシェナンドア渓谷を流れる河。

この河を歌ったバージョンは、もともとはチェロキー族の、「涙の道」の歌なのだそうです。
1830年に、アメリカ東南部一帯に住むインディアン諸国家に対し、ミシシッピ川の西側に移住させる法律が制定されました。
民族間の問題もあったでしょうが、1828年にアパラチア山脈南部で金脈が発見されたことが大きなきっかけとなったようです。このあたりに住んでいたチェロキー族は、1838年10月から翌1839年3月にかけて、オクラホマまで1300キロを強制移動させられます。
冬の気候のもと、劣悪な条件の中で銃に追われながらの移動でした。移住者総数1万数千人のうち、4分の1が死んだと言われています。
その行程が「涙の道」と呼ばれているのです。

<Shenandoah (河バージョン)歌詞1番と全体の大意>

Oh Shenandoah, I long to hear you,
Way-hay, you rolling river
Oh Shenandoah, I long to hear you,
Away, we're bound to go
'cross the wide Missouri

おお、シェナンドー、おまえの流れる音を聞きたい
 *逆巻く河よ
おお、シェナンドー、おまえの流れる音を聞きたい
 *広いミズーリを横切り
 *われわれはおまえから遠く離れていく
   (以下、*印および繰り返し部分を省略)

おお、シェナンドー、おまえの流れる姿がなつかしい
おまえを最後に見てから7年の長い月日がたった

おお、シェナンドー、おまえのもとを去ってはいるが
おお、シェナンドー、おまえを忘れたりはしない


その「涙の道」を念頭において上の歌詞を見ますと、いいたいことがよくわかります。


TV こちらは Sissel による歌。

そして↓が恋歌バージョンのひとつ。

<恋歌バージョン 意訳>
シェナンドーは、インディアンの酋長で、
ミズーリ河のほとりに住んでいた。
白人の男がインディアンの娘を好きになった
彼はカヌーに贈り物を山と積んでかよった

おお、シェナンドー、おまえの娘が好きだ
この川を越えて連れて行きたい
酋長は彼の差し出す金を軽蔑した
娘は、おまえには絶対について行かないだろう

7年間にわたりサリーに求婚し続けた
更にもう7年、願い続けた
彼女はぼくの恋人にはならないと言った
ぼくが薄汚い船乗りだから

ある日アメリカの船長がやってきて
彼女を誘惑した
彼は酋長に石油を売りつけ
娘をさらっていった


ソロとデュエットを用意しました。ソロはリュートがお勧め。
デュエットはクラリネットとリュートでどうそ。続きを読む
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2009年03月27日

【LotRoで音楽abc】abc譜(153)Enyaの曲(24)「Willows on the Water」

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きょうのabc譜は Enya の「Willows on the Water」。

TV 映像はこちら


この曲は2001年に発売されたシングルCD『Only Time(Remix) 』にのみ収録されている曲で、このシングルCDは日本版がありませんので、知らない方も多いかと思いますが、たいへんEnyaらしい素敵なインストゥルメンタル曲です(^_^)。
なおこのシングルCDには「Only Time(Remix) 」、「Willows on the Water」、「Oiche Chiuin (Silent Night) 」の3曲が入っています。


ソロとデュエットを用意しました。ソロはリュートまたはクラリネットがお勧め。
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2009年03月26日

【指輪物語豆知識(201)】ノルドールの第2陣

マイズロスが虜囚の身となってしばらくしてのこと、世界は驚嘆におおわれました。ヴァルダの星々のみがまたたく常夜の世界に、銀色の光が満ちたのです。そう、月の出現でした。
この奇跡に喜びの声をあげたエルフたちの耳に、やがて新たなノルドールの一団がベレリアンドに到着したとの知らせが届きます。フィンゴルフィンが苦難の末に氷海を渡り、第2陣の軍勢を率いて到着したのでした。

やがてフィンゴルフィンの軍勢がミスリムまで進軍してきたとき、今度は最初の太陽が燃え立つように西の空からあがってきました。フィンゴルフィンは青と銀の王旗を幾つもなびかせて、高々と角笛を吹き鳴らしました。するとかれの進軍する足許に突然に花々が開き、ここに太陽の第一紀が始まったのです(注1)。

大いなる光が昇ったとき、モルゴスの手下たちはアングバンドの中に逃げ込み、そのために地上におけるモルゴスの守りはなきに等しくなりました。それゆえにフィンゴルフィンの軍勢は誰にも邪魔されることなくドル・ダイダロスに入り、アングバンドの城門にまで進軍したのです。
かれらはアングバンドの門を激しく叩き、戦いを挑むトランペットがサンゴロドリムの城砦をゆるがせました。サンゴロドリムの高みにつるされたマイズロスはこれを聞いて力のかぎり叫びましたが、その声はノルドたちの挑戦の音にかき消されて、かれらには届かずじまいでした。続きを読む
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2009年03月25日

【LotRoで音楽abc】abc譜(152)カロランの曲(32)

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きょうのabc譜はカロランの「Lament for Owen O'Neil」。

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ギターによる演奏。ちょっと音量が低めですのでボリュームをあげてみてください。

Lament すなわち哀歌です。Owen Roe O'Neill はアイルランドの将軍であり、戦術の天才といわれ、1649年に彼が死去したときには国中が嘆き悲しんだと伝えられています。この将軍が死んだことが、英国の護国卿クロムウエルのアイルランド侵略の大きな手助けになったといわれています。カロランはこの哀歌をBelanagareのCharles O'Conorの依頼により作曲したということです。


ソロとデュエットを用意しました。ソロはハープまたはリュートがお勧め。
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2009年03月24日

【LotRoで音楽abc】abc譜(151)「The Wearing of The Green」

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きょうのabc譜はアイルランドのTraditionalの「The Wearing of The Green」。


TV 映像はこちら
The Wolfe Tones による演奏。映像中に出てくる Eire (エーレ)とはゲール語によるアイルランドのこと。 オレンジ、白、グリーンの三色旗はアイルランドの国旗。なぜ冒頭に「ブレイブハート」の写真が出るのか不明(笑)。

緑はアイルランドのナショナル・カラー(国の色)であり、アイルランドの守護聖人である聖パトリックの色でもあります。

<原詩>
Oh, paddy dear and did you hear
The news that's going 'round
The shamrock is forbid by law
To grow on Irish ground

Saint Patrick's name no more you'll hear
His colors can't be seen
They've gone and passed a law against
The wearing of the green

Sure I looked to neighbor Tandy
And he took me by the hand
And he said how's dear old Ireland
And how does she stand?

It's a most distressful country
That ever you have seen
They're hanging men and woman
For the wearing of the green


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2009年03月23日

【指輪物語豆知識(200)】サンゴロドリムの虜囚

ベレリアンドの物語が続きます(とんでもなく長く続くかも(笑))。
さてフェアノールの一族が野営をしたミスリムの地には、シンダール・エルフの支族が住んでいました。ノルドたちはかれらに会い、長い間、別れ別れになっていた血族に再会したかのように喜びましたが、最初シンダールとノルドールはうまく意思の疎通ができませんでした。それは、元は同じ言葉を話していたかれらも、長く離れるうちに遠くかけ離れた言葉を話すようになっていたからです(注1)。
シンダールの一族と出あったノルドールはドリアスでシンゴル王とメリアンが強大な国を作り上げていることを知ります。また逆にノルドールの帰還のこともドリアスに、キアダンの一族のもとにと伝わりました。

当初シンダールたちは違う意味でノルドールの帰還のことを喜び、そして希望をもったのでした。それは、中つ国に残されたエルフたちの窮状をさとったヴァラールが、かれらの救援のためにノルドールを遣わしたのだと思い込んだからでした。続きを読む
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2009年03月22日

【LotRoで音楽abc】abc譜(150)Paganini「奇想曲 24番」(Caprice No. 24)

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きょうは150曲記念abc譜。パガニーニの「奇想曲 24番」(Caprice No. 24)。

ニコロ・パガニーニ(Niccolo Paganini, 1782年 - 1840年)はイタリアのヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者、ギタリストであり、作曲家です。

TV 映像はこちら
21世紀を代表するのではないかといわれるいまもっとも注目される女流ヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンの演奏。原曲どおりのヴァイオリン・ソロです。左手でのピチカートがすごい!

TV こちらは。20世紀を代表するヴァイオリニストで、ヴァイオリニストの王といわれた天才、ヤッシャ・ハイフェッツ(Jascha Heifetz1901年 - 1987年)の演奏。これはピアノ伴奏がついています。

パガニーニはヴァイオリンの鬼神と呼ばれ、その演奏技術の高度なことはこのうえなく、当時の人気も大変なもので、現代でいえばマイケル・ジャクソンとか少し前ならビートルズやエルビス・プレスリーのような人気がありました。彼の演奏会では、多くの女性が興奮のあまり失神することがよくあったといいます。

当時の人気にまつわるこんな逸話があります。ある日パガニーニは出先で辻馬車を拾います。その御者は客が誰だか気づいて言います。「もしかしてパガニーニ先生ではありませんか?」「そうだが」「先生におりいってお願いがあるのですが、この馬車に『パガニーニ先生御愛用の馬車』と書いてもよろしゅうございましょうか?」。パガニーニは笑って快諾しました。御者が許可を得て、『パガニーニ先生御愛用の馬車』と自分の馬車に書いたところ、それが大変に評判になり、客がひきもきらずで、この御者はそのために財を築いたという話です。

しかしやがて彼の演奏があまりにもすごいために、「パガニーニには指が6本ずつある」ぐらいならまだしも、「パガニーニの演奏技術は、悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだ」と噂されはじめてしまいます。そのため彼の出演する演奏会では聴衆は本気で十字を切ったり、本当にパガニーニの足が地に着いているか彼の足元ばかり見ていた観客もいたそうです。
そしてそれが彼の最期に気の毒な結果を生んでしまいます。パガニーニは元来病弱であったのですが、旅先のニースでついに病いに倒れ、1840年5月27日に客死してしまいます。ところが先の噂のためか、どの教会でも埋葬を一時拒否され、その遺体は各地を転転とする羽目になってしまったのです。遺体は防腐処理を施されて各地を転々とし、改葬を繰り返した末に1926年にジェノヴァの共同墓地にようやく安置されたという話です 

パガニーニは自分の技術を盗まれることを極端に嫌い、楽譜の出版をほとんどしませんでした。彼は演奏会があるときでも伴奏をするオーケストラにパート譜を渡すのはよくて数日前、ひどいときには本番の2時間前に渡し、練習ではパガニーニのソロの部分は演奏せずに、オーケストラ団員でさえ彼のソロの部分を聞くのは本番のときが初めてでした。そして演奏会が終わるとパート譜をすべて回収して持ち帰るほど徹底していました。
パガニーニは病いをえて引退をするのですが、そのおりに自分で管理していた作曲作品の楽譜をすべて焼き払い、わずかに残った作品も遺族が売却してしまったために散逸し、彼の作品で残っているのはほんの一部なのです。また、その残った楽譜もほかの演奏家が演奏会で聞いて採譜したものだという説があり、パガニーニの超絶技巧は写しきれていないといわれます。それでもいまに残る作品は、ヴァイオリンにおける最高峰の難曲として、その超絶技巧を再現するために後のヴァイオリニストたちは苦労しているのです。

『24の奇想曲』はヴァイオリン・ソロのための作品で、その最終曲の24番はパガニーニのもっとも有名な曲として、いろいろな作曲家がテーマをとりいれています。ブラームスの『パガニーニの主題による変奏曲』、ラフマニノフの『パガニーニの主題による狂詩曲』などがそれで、ロマン派の作曲家が競ってピアノ作品に改作・編曲しています。
若いころのリストがパガニーニの演奏を聞く機会があり、「ぼくはピアノ界のパガニーニになるんだ!」と発奮したのも有名なエピソードです。

またこの曲はギター編曲などもされていて、きょう紹介するabcのMIDIもギター編曲版からです。かなり大きいファイルになりました。

TV こちらがギター編曲版。示范(Li Jie)の演奏。中国の方かな? アジア人女性ギタリストのすごい名演。


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